ふなのぼりの生物 雑語り

日本淡水魚とたまに他の生き物も。まったりと

埼玉でヤリタナゴ!!!

※2020年 4月 

どうも〜!ふなのぼりです。

日淡好きの方々のブログを何人か見ると出だしがどうもの人率高いですよね。僕もやってみました。

 

真似してどうもすいません。

 

さて、今回は18きっぷがまだまだ残っていたので消費するためにどこ行く?という話になり、

ヤリに行こう!ということで埼玉まで行ってヤリタナゴを狙うことにしました。

 

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到着!!

 

河川の環境とかは特定されかねないので今回は載せませんが、めちゃめちゃ良いところです!

川底の泥質も非常に良く、マツカサガイドブガイの殻が沢山確認できるほどでした。

 

 

では、早速成果報告に参りましょう〜!

 

 

〜とれたいきもの〜

 

 

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ギンブナ (Carassius sp.)

おっ、デッカいカネヒラか!?

と思ったら良型のギンブナでした笑

 

ブログ書いてて初めて何も見ずに学名書けたので嬉しいです!(短いだけ)

 

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ミナミメダカ (Oryzias latipes)

ひと網でこんなに沢山取れちゃいました!!!

メダカは環境さえ良ければめちゃめちゃ多くなるイメージですね。在来だということを祈ります…

 


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ヤリタナゴ 初採集!

(Tanakia lanceolata)

きたぁぁぁぁあ!!!!!

背鰭と臀鰭が共に赤色な所はアカヒレタビラそっくりですが、ヤリタナゴは背鰭の赤がちょっぴりなので見比べてみればすぐにわかります!

 

いやぁ〜嬉しい。

一発で採れるとは思ってなくて嬉しすぎました笑

 

 

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と、いうことで目標の魚種が採集できたので今回の採集は大成功に終わりました!

 

今度は千葉でタナゴを狙ってみたいですね〜!!

 

それでは!

神奈川温排水&ファットヘッドミノーを探す旅

※2020年 3月

 

ばんちゃ!!

今回は神奈川の外来魚

ファットヘッドミノーを狙った採集に行きました!

 

しかし……しかし……

 

 

 

 

 

現地に到着したのはいいものの、柵で入れない!泣

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環境的にはとても良さそうなのですが…ファットヘッドは早々に諦めて温排水の流れるとある川へ行くことにしました。

 

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着いたのは有名な大河川。

ここではカワアナゴが採れるらしく、めちゃめちゃ期待しています。

 

ということで入水!!

 

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これは!!!

 

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なんと、熱帯魚屋さんでも中々見ないサイズの巨大なバリスネリアが一面に生えていました!

 

さすが温排水

外来種コウガイセキショウの可能性もありますが、これだけの数は見たことがないです(笑)

 

では、早速生き物紹介へと参りましょう!

 

 

 

〜とれたいきもの〜

 

 

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ボラ (Mugil sp)

めっちゃいました。こればっかりでした。

毎回載せてる気がするので紹介はこれぐらいに。

 


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シマヨシノボリ 初採集!

(Rhinogobius nagoyae)

今年初のヨシノボリ!!

図鑑を開くとほぼ必ずと言っていいほど、説明欄に頬の赤いみみず状の模様と書いてありますね

(他に表現方法ないんかい)

 


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ミウキゴリ

(Gymnogobius petschiliensis)

ボラ同様毎回紹介しているスミウキゴリが採れました〜!

以前はウキゴリ汽水型と言われていたほど下流に好んで生息するのでいても違和感ないですね

 


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ヌマチチブ

(Tridentiger obscurus)

でかい!!!

カワアナゴかと思いました(汗)


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体調は大体10cmほど。

底物狙いで石をずっと蹴っていましたが、数ある今回採集したチチブの中でもダントツでbigでした(笑)

 

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ということでタイトル詐欺も良いところですが、ファットヘッドミノーには会うことはできず…次の機会があれば狙ってみようと思います!

 

それでは〜

 

栃木リベンジ後半!イモリとついにアカヒレタビラが…!?

こんばんは!ふなのぼりです。

今回は栃木リベンジ前半の続きをやっていきます!

 

そういえば、自分の中で栃木といえばこの2人!という方々がいまして、その方はその県だけでなく全国的に有名で県内の魚類を知り尽くしているのですが…

 

しかし当時は一方的に知っているだけで、向こうは自分の存在を知ってるのかという感じで本当に雲の上の存在でした(今もですけど)

 

僕もそれぐらいになりたいなと思いながら、今回の栃木採集に臨みました!いぇあ!

 

 

 

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到着!

先程の清流とは違ってやってきたのは田んぼの用水路。ここはスルーする予定だったのですが、僕がどうしても気になったので二人に頼み、寄る事に。

 

 

〜とれた生き物〜

 

 

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写真提供:シマタビラさん

アカハライモリ 初採集!

(Cynops pyrrhogaster)

有尾…初の有尾類がとれましたぁ!!!

先程の急流とは違って田んぼのような止水域に多いのかも知れませんね。

お持ち帰りしたかったけど我慢我慢。

 

 

 

そしてシマタビラさんの叫び声が!!!

 

 

 

 

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写真提供:シマタビラさん

アカヒレタビラ

(Acheilognathus tabira erythropterus)

 

ついにシマタビラさん念願の成体!!

ただ、あまり浮かれない様子…

 

それもそのはず。なんと、亡くなっていました😱

 

どうやら上流から死体が沢山流れてきているようで用水路の溜まりにはタナゴ類の死体がちらほら。

なんとも悲しい場所でした。

 

 

 

ならば上流へ!と思いましたがここで時間切れ。

再再リベンジを計画しつつ帰宅することに。

 

 

そして僕はめんど………用事があって行きませんでしたが、再再リベンジでも残念ながら生きたアカヒレタビラには出会えなかったようです。

 

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そして!帰りの電車で一つ前のブログで話したあのバイク集団の意外な正体が判明することに。

 

シマタビラさんのDMにとある方から連絡が来てさっきの3人組ってもしかして?とのこと。

 

 

そう、彼らバイク集団こそ

 

冒頭で話した栃木の有名な採集家HさんAさん率いる淡水魚採集グループだったのです!!!

 

いや…本当にヤ○キーとか思ってごめんなさい…

一つ前のミツバヤツメとセットで怒られてきます(汗)

 

そして名前は書きませんが、どうやら残りの2バイクも滋賀を中心とするこれまたTwitterで非常に誉れ高い有尾採集屋の方々(kさんkさん)との合同採集だったらしく、後々聞いて震える思いでした。

 

木の棒もたも網だったんですね。

人用かと思いました()

 

ふぇぇ……ちなみに同行者2人はバイク集団がすれ違ったことすら覚えてなかったみたいです。なぜや。

 

ということで今回の採集も初採集、そして出会いもあって非常に楽しいものとなりました!!

 

次回もぜひ見てください〜

 

hunahunana.hatenablog.com

 

~ほかのタナゴ採集~

hunahunana.hatenablog.com

hunahunana.hatenablog.com

栃木リベンジ前半!スナヤツメ カワシンジュなど

※2020年 3月

 

皆さん。突然ですが、

栃木の生き物といえば何を思い浮かべますか?

 

例えばクロ&トウホクサンショウウオゲンゴロウタガメなど沢山の生き物が挙げられますが…

 

 

やはり!

 

 

 

日本淡水魚好きなら!!

 

 

 

 

ミツバヤツメだろ!!!()

 

 

 

 

はい、タナゴじゃないんかい!というツッコミと共に色んな人から怒られそうなことを言いました。

 

すいません、冗談です。真面目に書くとします。

 

 

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前回のアカヒレリベンジを果たすべく、シマタビラさんと雨鱒さんの3人で再集結して栃木へ向かいました。寒いです。財布の中身も…

 

 

 

 

 

ということで到着!

今回は前回とは違う所を攻めてみよう!ということで行き当たりばったりの運に任せた採集でした。

 

まず最初に来たのは今までの栃木採集の中では一番大きい部類に入る中河川。

 

 

丸石が沢山転がっていて栃木特有(?)の砂地で非常に綺麗な場所でした。

 

 

 

では、いざ採集!

 

 

 

〜とれた生き物〜

 

 

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写真提供:サケ科魚人 雨鱒 さん

ホトケドジョウ北関東集団 初採集!

(Lefua echigonia)

 

憧れの肉食ドジョウ!!

同行者の方が捕まえました! 僕は採集ならず笑

 

某大学でホトケドジョウの展示をしていた方曰く、

実はこの子は肉食のドジョウなんですよ!!と話すと今までの見物人は全員驚いていたらしいです。

 

話の掴みとしては完璧だな〜と感銘を受けた記憶があるので、自分も真似しようと書いてみました()

 

ドジョウは雑食!という世間のイメージがやっぱり強いのかな。

 

 

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カワシンジュガイ 初採取!

(Margaritifera laevis)

2回目にしてやっと二枚貝に会うことができました!

 

割と落差高の下に多いイメージがあったのですが、前回行った所は豪雨で埋もれてしまったみたいで…

 

今回は泥が積もらないような流れの早い急流に沢山突き刺さっていました。

 

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レイアウト用に少し中身の無い殻を拝借。

小さくて組み込みやすいです!

 

 

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ヤマメ 初採集!

(Oncorhynchus masou masou)

サケ科きたぁぁぁあ!!

これはもうめちゃめちゃ嬉しかったです。

自分の住んでいる千葉県は低山ばかりで渓流魚は生息していないので、本当に憧れの魚でした。

もちろん写真を撮ってリリース。

 

 

 

その後しばらくガサるも、取れるのはカワムツやシマドジョウばかり。

元々タナゴ狙いなのでポイントを変えるために納網して移動することにしました。

 

 

 

あ!!

 

 

 

 

川岸にスマホを落とした………

 

 

 

 

拾うついでに川をなんとなく覗いてみると…………

 

 

 

 

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写真提供:雨鱒さん

はぁぁぁぁあ!!!!!!!(本当に叫んだ)

 

スナヤツメだ!!しかも産卵してる!!!

 

 

ちなみにこれ何匹いるかわかりますか?

 

 

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3匹います。もうスゲーとしか言えませんね。

今回はこれで満足です笑

 

 

 

動画も一応貼っておきますね (ここは僕の)

https://twitter.com/gasagasaman/status/1271687769367035904?s=21

 

 

 

 

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スナヤツメ 初採集!

(Lethenteron reissneri)

 

産卵中を襲ったのか!!と言われそうですが、違います。はぐれていた個体を友人が襲いました()

立派に開眼していて図鑑の通りヒレも全て透明。

 

栃木はヤツメウナギが数種いますが、スナヤツメの南方or北方種で間違いないでしょう。やったー!

 

 

ということで今度こそ移動。

 

 

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普段ならすぐ他のポイントの成果を書くところですが、移動途中にまたしてもブログを執筆している以上無視できないような出来事があったので少々。

 

 

 

それは移動のために30分ほど歩いている途中でした

突如として前から4台の原付が。

 

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以前千葉でこんなバイクのヤンキーに絡まれて顔面蒼白になった記憶があるので、マジで焦りました。

というか真昼間に厳ついヘルメットつけてるを放つ原付集団が何故こんなところに⁉️

しかも木の棒みたいなのが刺さってるし!!

 

栃木は希少種だけでなくアチラさんの密度も高いのか………とその時は本当に思っていましたが…

 

 

 

当然何事もなくスルー。

 

 

しかしさっきのバイク集団の正体がそれ以上にとんでもない方々だというのが判明するのです…

それは次の記事に。

 

 

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今回はあまりにも内容が濃すぎて長くなっちゃうためにここでストップです!

 

 

原付のバイク集団の正体は一体何だったのか?

 

シマタビラさんのアカヒレリベンジは叶うのか?

 

 

後半へ続く🏃‍♂️

栃木でタナゴ&アカヒレタビラ採集!果たして取れるのか!!

※2020年 3月 

 

こんばんは!

現在絶賛長期休み中で暇なため、その間にまだ未記載の採集をたくさん書いておこうと思います。

 

 

 

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さて、

冬も終わって雪もそろそろ溶け始める頃。

大学受験を控えた自分にとっては最後の採集が近づいていました。

ただ緊急事態宣言が出てしまっているので中々外出ができず….

しかしその前に18切符を買ってしまったので仕方ない!という話になり予防対策を徹底した上で決行することになりました。

 

 

ということでいざ出発!!!!🚃

 

 

 

 

 

 

 

 

到着!

 

 

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田んぼしかない(画像はイメージです)

いやね、ブログは特定されやすいと聞くので、希少種の多いこの場所は載せるわけにはいきません。

 

 

 

いやぁ!やはり思うのは寒いですね。

そして、坂がとにかく多い。歩くのも大変です。

 

 

 

〜とれたいきもの〜

 

 

 

 

激アツ!!!

 

 

 

 

 

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画像提供:シマタビラ Twitter@erythropterus さん

アカヒレタビラ 初採集!

(Acheilognathus tabira erythropterus)

 

まさかの開始10分ほどで夢にまでみた栃木の在来タナゴが採集できて驚きです!!笑

この時は種類が分かってなかったのですが、後々フォロワーさんに教えていただき判明しました (ありがとうございます)

 

 

割とアカヒレタビラってマタナゴより探す難易度高いみたいなんですよね。

自慢みたいになっちゃいますが、一発目で捕まえられたのは本当に嬉しいです🎶

 

 

 

 

 

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画像提供:シマタビラ さん

カワムツ (Nipponocypris temminckii)

 

この魚がとにかく多い!!!

 

どこへ行ってもカワムツとオイカワばかりで本当にビックリしました笑

たまにモツゴやタモロコ、タイバラも入るのですが本当に国内移入種の問題も深刻なのだなというのを感じましたね………

 

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沢山のカワムツ。ひと網でこんなに…… 

 

 

 

 

 

その後はひたすらカワムツを採集する流れ作業になってしまったので移動しました笑

 

 

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写真提供:サケ科魚人 雨鱒 Twitter@rainy_trout88spさん 

 

やってきたのは先ほどの田んぼとは違って森の中。

寒い体に木漏れ日が差して少し温もりを感じますね

 

その森の中で小川を見つけたので早速ガサへ!

 

 

〜とれたいきもの〜

 

 

 

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タナゴ 初採集!

(Acheilognathus melanogaster)

 

きたぁぁぁぁぁぁああ!!

憧れのタナゴ成体が自分の網に!!

 

結局この場所ではこの一個体しか採集できず、婚姻色の出ないメスでしたが、それでも大興奮でした笑

 

さっきの田園と比べると魚類の数自体が少ない小川だったからまさかいるとは思わなかった…。

 

 

 

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そういえば、今思い出したのですがブログをやられているタナゴ釣り師の方と現地でお会いしました。

男女で来られていて話しかけてみたのですが、その方曰く私達は少し有名なブロガーとのこと。

 

(すません!全く存じ上げてないです!)

 

………そういえばその方によると

 

アカヒレタビラはオイカワの多い環境を好む

タナゴはカワムツの多い環境を好む

 

とのこと。

中々その情報源が出てこないので少し気になる。

 

イカワ=下流を好む カワムツ=上流を好む

だからそれが関係しているのかも??

 

ちなみにその方々は何も釣れなかったようですぐ帰ってしまいました。

 

 

まぁこんなそんなで初の栃木遠征の成果は

アカヒレタビラ2匹

タナゴ1匹

と中々なものになりました!!🎊

フォロワーさん二人と行って自分はこのうちアカヒレとタナゴを一匹ずつ捕まえているので、今考えてみれば本当に満足な採集ですね笑

 

 

しかし!

この時はアカヒレをタナゴだと思っており、なおかつアカヒレ好きのシマタビラさんが、アカヒレリベンジに燃えていたのでもう一度行くことに🎉

 

ということで

 

 

次の栃木採集はどうなったのか

 

 

 

シマタビラさん念願のリベンジは叶うのか

 

 

 

 

 

次回『崩れ落ちるシマタビラさん

乞うご期待!!!

2019 4月〜7月千葉県 汽水採集など。

おはようございます!ふなのぼりです!!

そろそろ現在進行している採集を報告したいところですが、中々終わらないですね…笑

今回は某所近辺で行った複数回分の採集をまとめてご紹介したいと思います。

 

 

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コオイムシニホンイシガメ

 

その辺りは割と自然に溢れたところで貴重な水生昆虫やカメなども見ることができます。

といっても右のニホンイシガメは逃された個体だと後々判明するのですが…笑

 


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例えばこんな曲者も。

シロマダラという名前の非常に珍しい蛇です。

 

そんな中で自分のホームリバーとも言えるようなポイントがあります。

 

今回はそこのお話をしますね。


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その川では少し網を振ればこんなに沢山の魚が!!

ここで使用しているのは水槽用の小さな網。

 

あの網でこれ程採集できる川は少ない気がします。

 

 


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見た通り若干危険なところではありますが……

 

 

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金魚網でもこんな大物が取れちゃいます!

 

 

ではこの場所で取れた魚。ということで……

 

 

 

〜とれたいきもの〜

 

 


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ミウキゴリ 初採集!

(Gymnogobius petschiliensis)

赤く彩られた背鰭が美しい中型ハゼです!

10cm程にしか成長しないので割と飼育寄りの淡水魚だと思います。

自分はオヤニラミと混泳させていますが、特に相互関心を持たないみたいで一年ほど過ごせてます!

 

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余談ですが、春になるとこのサイズの稚魚が沢山大河川に遡上してくるのを見ることができます。

集団でよちよちと泳いでる姿はとても可愛らしいので必見ですね!!(笑)

 

 

 

 

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シマイサキ 初採集!

(Rhyncopelate Oxyhynchus)

うわぁぁぁあ‼️図鑑で見たやつだぁ!

と1人大興奮していた魚がこちらです。

 

シマハゼ※のような縦縞が非常にカッコ良いですね!

淡水でも長い期間飼育ができましたが、少々気が荒かったと記憶しています。

 

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※シモフリシマハゼ

 

 

 

 

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トウゴロウイワシ 初採集!

(Hypoatherina valenciennei)

 

詳しい種類までは同定できませんでした。。

すいません……😓

いつもボラが群れている場所なのですが、その日はこの魚ばかり取れました。流されてきたのかな?

河口から少しばかり離れた下流だったのでビックリした記憶がありますね。

 

 

 

 

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その後もこの河川には何度もお世話になるのですが、岸壁で掬えるのはこれぐらいですね!

 

この一年後には胴長を入手してこの川で溺れそうになりながらも採集をするのですが、それはまた別の機会に書くとします笑

 

それでは〜

 

 

千葉の河川でハス、スゴモロコ

※2018年 12月

おはようございます〜

前回と同じ千葉の都市河川へ行ってきました!

 

🐟🐟🐟

 

12月の割に小魚の魚影も多く、中々に期待できそうな気がします!!(雑な編集)

ではさっそく……

 

〜とれたいきもの〜

 

 

 

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イカ(Zacco platypus) 初採集!

銀白色の目立つ色付き前の若いオイカワが沢山取れました〜!!

夏に採れると酸欠で輸送中にほぼ亡くなってしまいますが、冬は水の酸素保有量が高いため生存率が非常に高くなる印象がありますね。

数匹お持ち帰りして成長させてみようと思います。

 


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スゴモロコ 初採集!

(Squalidus chankaensis biwae)

最初オイカワっぽい変なの採れたな〜くらいにしか思ってなかったのですが、後々スゴモロコだとわかって驚きました笑

他のモロコに比べて体が真っ直ぐしているのが特徴らしいです。

 

 

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ハス(Opsariichthys uncirostris) 初採集!

こちらも網に入れた時はオイカワだと思って全く気付いていませんでした笑

捕まえた魚を水槽に入れたところ1匹だけやけに上層を暴れるオイカワがいるなと思いまして…

Twitterに載せたところ一年越しにハスの幼魚と判明しました!

 


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この日は本当に沢山の在来種(移入種)に会えていつものポイントなのに全く別の河川にいる気分でした。

 

それでは!また会いましょう。

釣ったナマズを食べてみた!!!

こんばんは!ふなのぼりです。

先日友人のハルカ(@harukafishlove)さんにナマズ料理を食べさせていただいたので今回はその調理過程について書こうと思います!!

 

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今回食べるのは60cmクラスの大きなマナマズ

千葉だと国内移入種で西日本に比べるとかなり数は少ない印象があります。

 

今回は釣りでハルカさんが偶然捕まえたとのことだったので初のナマズ調理を横で見学させてもらい、実際に食べてきました〜🤤

 

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一週間以上雨水で泥を抜いてから食すことになりましたが、食べるために中へ入れていた小魚やザリガニを全て飲み込むほど泥抜き中は元気でした。

食べる以上、必ず〆ないといけないのですが中々鰓の奥を刺しても中々死なずに暴れ回っていて生命の力を感じましたね…。

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それでもどうにか活け締めに成功して捌く作業に入りました。

画像から伝わると思いますが、とにかくぬめりが凄い。ハルカさんによるとこのぬめり力はウナギよりも圧倒的に上なそうです。

 


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ぬめりに苦戦しながらも開いた写真がこちら。

 

捕獲地がそれほど綺麗な河川ではなかったとのことだったので、黄色い脂身が少し不安にさせましたが…とにかく調理するのみですね。

 

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苦戦しながらもどうにかおろすことに成功。


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ハルカさんによるとこれは心臓らしい。

割とちっちゃい


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いい感じで骨が取れました!

なんかシュールですね…笑

 

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強烈なぬめりを取るために熱湯をかけました。

これをかけた途端ぬめりが固まって簡単に取れるようになって驚きです😧

 

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皮を剥ぐと綺麗な身が出てきました。

なんだか市販のお肉みたいですね笑

 

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肝臓や脾臓などの様々な主要器官。

解説してもらったのですが忘れてしまいました…笑

(すいません) 

 


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普通に美味しそうな刺身に見えません?

…見えないですか。そうですか()

 

ちなみに、淡水魚の生食は売られているもの以外だと絶対にやめた方がいいそうです。

ナマズは雑食性で吸虫が多く寄生しているため、特に生で食うのはよしたほうが良さそうですね…

 

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ネギなどを混ぜて臭みをとります


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少し前に処理をしたウグイとマハゼとウキゴリと共に一部のお肉はそのまま塩焼きにすることに。

寄生虫予防のため、焼いた後はレンジでもう一度温めた方がいいそうですよ〜

 


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フライと天ぷらにするための下処理。

ここら辺は普通のフライと天ぷらの過程と変わりませんでした。

 

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油へぇ!!!!ドーーーーン🔥🔥

 

 

 

そして……………ついに!!!!

完成です〜〜〜〜🎉🎉🎉

 

 

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一品目 ナマズの塩焼き 

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う〜む!!美味!

醤油をかけていただきましたが、そのまま鳥肉を食べているような食感で非常に美味しかったです。

 

 

二品目ナマズのフライ

 

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これもめちゃめちゃ美味しかったです!!

アジのフライのような感じかと思ったら割とメンチカツっぽい食感がして、特製ソースも相まり最高の味がしました。

僕はフライが一番好きだったかもしれません。

 

 

三品目 ナマズ天丼

 

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ハルカさんのお家で収穫したシソとアシタバを添えていただきました!!

ご飯との相性がとにかく抜群でバクバク食べることができました。いやぁお腹いっぱい笑

 

 

ということで今回のナマズ料理はハルカさんの腕もあって最高の味でした!!

もし良ければこれを参考にして皆様も料理をしてみてはいかがでしょうか。

もちろん、何が起きても一切責任は取りません笑

 

 

釣りから料理まで全てしていただいたハルカさんには本当に頭が上がらないです。

ありがとうございました!!

 

それでは〜〜また。

千葉の用水路でまさかの○○○○○!?

※2018年9月

すごいyou○ube的なタイトルですね()

まぁそれは置いておいて。

 

以前、5月に千葉のとある河川で人生初の採集にチャレンジしたと書きました。

 

実はその場所ではモツゴやタモロコの他にも沢山の魚種が生息しているとの情報をキャッチしまして…

また行ってみることにしました!

 

 

 

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早速川を見てみると前はいなかったヒメタニシが!

これは期待大ですね!!!

 

 

 

〜とれた生き物〜

 

 

 

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タイリクバラタナゴ 初採集!

 (Rhodeus ocellatus)

 

なんと、初のタナゴが護岸されている都市河川で採れちゃいました!!!

さすがに在来タナゴはいないと思いますが、二枚貝系は探してみる価値はありそうです…

 

 

〈後日談〉

上流の方で年配の釣り人に話を聞いてみた所、仲間が逃しているとのことでした。

色々な意味で残念ですね…

 

 


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ブルーギル 初採集!

(Lepomis macrochirus) 

 

最初捕まえた時タナゴ!?!?と思ったのですがそんなわけ無いですね。ハイ

地味に初採集だったのですが、この後彼らとは長い付き合いになるのでした……

 

 


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モツゴ (Pseudorasbora parva)

 

ついに在来種!!!

本当はまだ捕まえたことのないオイカワやスゴモロコを狙いたかったのですが…良かったです笑

 

 

その後はギルばかりだったので移動しました。

 

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次にやってきたのは田んぼ脇の用水路。

ここでは以前ダルマメダカを採集したことがあり、目をつけていたのですが…

 

 

 

〜とれた生き物〜

 

 

 

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カダヤシ (Gambusia affinis) 初採集!

 

ここでも特定外来生物の魚に出会いました!

日本の小さい魚はメダカ!というイメージが根付いているせいか、世間でも判別できる方は中々少ない印象があります。

 

 


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らんちゅう (Carassius auratus) 初採集!

明らかに日本にいないような派手な魚がいたので何かなと思ったのですが…

全て奇形のらんちゅうでビックリしました笑

 

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数は5匹。

丹頂という頭が赤い個体も混じってました

まさか金魚がいるとは…逃すのは絶対にNGです

多分このままだと死んじゃうので持ち帰りました。

 

 

 

そんなこんなで今回の採集は終了しました!

外来生物ばかりで残念でしたが、新たな場所の開拓ができたので良かったです!

それでは!!また〜

千葉県の清流でギバチ、ジュズカケハゼ

※2018年6月

こんばんは!!

千葉は台地や丘陵地が侵食されてできた谷津田という地形が本当に多いんですよね。

 

今回もそんな谷津田の一つに行ってきました!

 

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河川の様子はこんな感じ。

千葉の北西部は泥地が多めですが、南へ行くにつれて細かい砂地が多くなっていく印象があります。

では、さっそく成果報告に参りましょう!!

 

 

〜とれたいきもの〜

 

 

 

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ギバチ (Pseudobagrus tokiensis) 初採集!

 

ウシガエル 初採集!

 

絶滅危惧II類と特定外来生物のツーショット!笑

右に写っているのはオイカワだと思います

近隣住民の方とお話しした所、この辺りではギバチのことをカワバチと呼ぶらしいです。

 

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ちなみに、千葉中央博物館に展示されているほど千葉では馴染みの深いナマズの仲間です!

 

ちなみに気性が荒いので単独飼育は必須です…

同種混泳も🙅‍♂️

 

 

 


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ヒガシシマドジョウ 初採集!

(Cobitis sp. BIWAE type C)

 

関東のシマドジョウは移入を除けばほぼヒガシシマドジョウなので楽々同定できますね笑

ヒガシシマドジョウにもスジシマのように縦列の繋がった個体がいると聞いたので見てみたい所です。

 

 


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ジュズカケハゼ(Gymnogobius laevis) 初採集!

 

最初は種類が謎だったのですが、Twitterのフォロワーさんに教えていただきました!

数は比較的少なめで千葉の中でも南側にしかいない印象がありますね。

飼育は冷凍赤虫を好んで食べます。

それ以外は全く餌付かなかったので冷凍餌が保存できない方は飼育は難しいかもしれません。

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 


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そんなこんなで初の綺麗な河川での採集はやはり初採集の多いものとなりました。

大きめの魚も沢山いたので今度は釣りでも狙ってみようと思います!

 

それでは〜また。。